脳神経内科では脳の病気を中心とし、その他脊髄や末梢神経などの疾患が対象となります。その為、対象疾患も多岐に渡り様々な症状が生じます。また早期発見が望ましい病気も多い為、めまい、頭痛、手足に力が入らない、痺れる、手が震える、呂律が回らない等の症状がある場合は当科へご相談ください。
脳血管疾患、パーキンソン病及びその関連疾患、頭痛などに力を入れており、MRI検査も速やかに行える体制を整えています。基本的には薬剤による治療が中心ですが、リハビリテーションが有効な場合はリハビリテーション科への紹介も行います。
可能な限り当院での診療を行いますが、当院にて対処困難な症状の場合には必要に応じて、連携高次医療機関への紹介も行っています。
昨今、高齢化に伴い増加している認知症に関しては当院神経精神科との連携や認知症疾患医療センターである横浜ほうゆう病院等への紹介も行っています。
また、頭痛に関しては電話にて外来日を確認の上、来院頂ければと思います。
対象とする主な疾患
脳血管障害(虚血性脳卒中)、パーキンソン病及び関連疾患・脊髄小脳変性症等の変性疾患
認知症、頭痛、手足のしびれ、めまい など
内科系統括部長
神経内科 科長
藤田雄一
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 池島秀明 | 田中成明 | 藤田雄一 | |||
午後 | 藤田雄一 | 田中成明 |
※土曜日の内科は交代制となります。
消化器内科では胃・大腸などの消化管、肝臓、胆道、膵臓など主に消化に関わる臓器の疾患を幅広く診察しています。
おなかの痛みや張り、吐き気、胸焼け、食欲不振、便秘、下痢、血便・黒色便、黄疸、体重減少など症状がある方、健診で便潜血陽性、ピロリ抗体陽性、肝機能障害、胃バリウム検査や腹部超音波検査での異常を指摘された方は当科にご相談ください。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、大腸内視鏡検査、胆膵内視鏡検査(ERCP)、超音波内視鏡(EUS、EUS-FNA)に関しても迅速に対応いたします。詳しくは内視鏡センターのページをご参照ください。
・担当する疾患
■消化管
食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、食道・胃静脈瘤、食道癌、胃癌、大腸憩室炎、大腸憩室出血、腸閉塞、大腸癌など
■肝臓
急性/慢性ウイルス性肝炎、非アルコール性脂肪性肝疾患(脂肪肝)、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎、肝硬変など
■胆道・膵臓
急性胆のう炎・胆管炎、急性膵炎、膵のう胞性疾患、胆道癌、膵癌など
現在、常勤医は4名で、日本消化器病学会専門医3名、日本消化器内視鏡学会専門医4名、日本肝臓学会専門医2名と充実しております。消化器外科(常勤医4名)とも連携・協力し、適切な医療を提供いたします。
消化器内科 科長
初谷守朗
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 麦倉光哉 | 初谷守朗 | 細谷浩介 | 朝倉佳緒麗 | ||
午後 | 末盛彰一 細谷浩介 | 初谷守朗 | 末盛彰一 | 麦倉光哉 | 朝倉佳緒麗 |
※土曜日の内科は交代制となります。
2024年4月より新規開院した「ゆめが丘総合病院」では総合病院としての機能を充実するとともに救急診療にも力を入れております。救急は24時間365日体制で患者様の受け入れが可能で入院が必要な場合はHCU病床を8床準備しております。入院された患者様を翌日対象疾患の担当科が引き継ぎ病棟での管理や緊急手術に備えております。
消化器外科では、胃、小腸、大腸、肛門と消化管疾患とともに肝臓、胆嚢、膵臓疾患にも対応致します。もちろん悪性疾患から良性疾患、緊急手術まで対応可能です。また、肛門疾患外来を月曜日、木曜日の午前に開設しており、痔核、痔瘻等でお困りの症例がありましたら診察させて頂きます。
手術は日本内視鏡外科学会技術認定医が在籍し、腹腔鏡をメインとした手術治療を患者様個々にオーダーメイドで提供致します。腹腔鏡下胃切除、腹腔鏡下大腸切除、腹腔鏡下胆嚢摘出、腹腔鏡下虫垂切除、腹腔鏡下ヘルニア修復など様々な疾患に腹腔鏡を用いております。腹腔鏡下手術でもさらに傷を小さくする目的でReduce Port Surgeryや細径鉗子の使用も致します。さらに日本肥満症治療学会評議委員も在籍しており、今後「肥満外科手術:腹腔鏡下スリーブ状胃切除」の開始も視野に入れております。
さらには、抗癌剤治療のための化学療法室も完備しており、外科医が中心となり患者様個々の病状に合わせて治療を行ってまいります。
地域医療のために新たな病院で貢献したいと思っております。お困りのことがあればお気軽にお立ち寄りいただければ幸いです。
対象疾患:消化器悪性腫瘍および良性疾患、胆石、虫垂炎、鼠径ヘルニア、腹壁ヘルニア、
肛門疾患、その他消化器領域疾患など
外科系統括部長
消化器外科
佐々木貴浩
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 野田顕義 三邉大介 | 住吉賢 | 佐々木貴浩 | 西村正成 | 佐々木貴浩 三邉大介 | ①佐々木貴浩 ②住吉賢 ③野田顕義 ④西村正成 ⑤西村正成 |
午後 |
ごあいさつ
この度ゆめが丘総合病院に着任した田尻道彦と申します。安全でQOLの良好な、丁寧な外科治療を提供すべく努力します。 宜しくお願いいたします。
呼吸器外科の特徴
呼吸器外科では,肺がん、胸腺腫など縦隔腫瘍,気胸,膿胸などの呼吸器疾患全般の外科的治療を行います。その他,呼吸器内科と連携して薬物療法を行ったり,気管支鏡や経皮生検などの診断を確定するための検査を行います。
身体に負担の少ない胸腔鏡下手術に力を入れています!
当科の特徴は、胸腔鏡を手術の大半に導入していることです。
部長の田尻は、1991年より胸腔鏡下手術を開始し、現在までに3,000例以上の胸腔鏡下手術を経験し、原発性肺がんに対する胸腔鏡下肺葉(区域)切除を1,500例以上施行しております。
当院の胸腔鏡手術の特徴は、1つの傷で手術を行う単孔式胸腔鏡手術(Uniport Video-Assisted Surgery, uVATS)を導入し、通常の胸腔鏡手術よりポートの数やサイズを減らして、小さい傷で手術を行っていることです。3-4cmの傷一つで気胸に対する肺部分切除,肺がんに対する区域切除-肺葉切除、胸腺腫に対する胸腺全摘術などを行っています。傷が小さい、痛みが少ない、早く回復する、合併症が少ないなどメリットが多いのですが、難易度が高く習熟した技術を必要とします。
近年、daVinciなど手術支援ロボットを使用した手術が急速に広まっていて,大いに将来性が期待されますが,現状では,呼吸器外科の領域では患者側のメリットはuVATSに較べると少ないと考えています。私達のモットーは、「早期発見」と「低侵襲手術」です。今後も安全且つ確実な手術を心がけて参りたいと思っております。
副病院長
呼吸器外科 科長
田尻道彦
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 田尻道彦 | 田尻道彦 | 田尻道彦 | |||
午後 |
当院はレントゲン検査のほかにX線透視装置、超音波装置、3.0テスラMRI、マルチスライスCTなどの最新の検査機器を有していて、適切な治療方針のもと診療を行っています。特に脊椎疾患に関しては、日本脊椎脊髄病学会指導医・脊椎外科専門医の資格を持つ医師が痛みや痺れなどの脊椎由来の症状に対して、保存治療から手術治療まで広く診療に当たっています。保存治療を基本としていますが、必要と判断した場合には手術治療を行っています。脊椎圧迫骨折に対する経皮的椎体形成術(BKP・VBS)や腰椎椎間板ヘルニアに対する椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)など最新の低侵襲手術を行っています。腰部脊柱管狭窄症などの脊椎変性疾患の手術でも術後の早期退院を目指して低侵襲手術を心がけています。
また、骨粗鬆症治療にも力を入れています。寝たきりになってしまう原因の第4位は骨折であり、骨粗鬆症患者さんが1500万人以上いると言われている日本において骨折予防としての骨粗鬆症治療は健康寿命を延ばすためにとても重要であると考えるからです。当院では骨粗鬆症診断のゴールドスタンダードである腰椎および大腿骨での骨密度測定(DEXA法)を行っていて、適応の患者さんに対してそれぞれの生活スタイルに合った治療薬を提案しています。
整形外科 科長
馬場紀行
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 馬場紀行 | 葛西亨 松山大輔 | 藤田英彦 植原健二 | 藤田英彦 伊藤淳 | 藤田英彦 | 土 |
午後 | 馬場紀行 | 葛西亨 | 植原健二 | 馬場紀行 | 藤田英彦 | 土 |
泌尿器科が扱う臓器は主に尿路(腎、尿管、膀胱、尿道)や性機能に関わる前立腺、陰茎、陰嚢などを診ます。がんなどの悪性疾患や、前立腺肥大などの良性疾患、勃起障害などの性機能障害、はたまた腎移植手術など泌尿器科分野は多岐に渡ります。 当院では常勤1人、非常勤1人で、一部の手術を除いては対応可能です(尿路結石破砕、ロボット手術などは行なっておりません)。 特に、近年泌尿器科のトレンドとなっている“低侵襲前立腺肥大症手術”は、2022年から国内でも保険収載された“経尿道的前立腺吊上術(ウロリフト)”、“経尿道的水蒸気治療(レジューム)”といった、短時間(約5-15分)で終わる身体への負担が少ない前立腺肥大症手術が拡大し、米国においてはこれらの手術が主流になりつつあります。米国では性機能温存目的に選択されるケースが多いですが、本邦においては基礎疾患をもった高齢患者に適しているとされています。国内でも数少ないこれらの手術のトレーニングを受けた専門医が在籍していますので、まずは相談だけでもお気軽にお越しください。 その他、疾患に関することや治療についてなど、深い知識を持った泌尿器科専門医が親身になってお答え致しますので気兼ねなくご相談ください。心よりお待ち申し上げます。 (※当院では旧湘南泉病院で行なっていた定期的なバルーン交換につきましては原則お断りしていますので、ご理解の程をよろしくお願い申し上げます。) 泌尿器科 科長 薄場 渉
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 薄場渉 | 関口善吉 | 薄場渉 | 薄場渉 | ||
午後 | 薄場渉 | 関口善吉 | 薄場渉 |
当科では、患者様一人ひとりの身体機能の回復と生活の質の向上を目指し、専門のスタッフによるきめ細やかなケアを提供しています。外科手術後の患者様、心臓病や脳卒中などの神経学的疾患を持つ患者様、さらには高齢者の方々の日常生活の自立支援を目的としたリハビリテーションサービスを実施しています。
私たちのリハビリテーションチームは、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などの専門スタッフが協力し合い、それぞれの患者様に合わせた個別の治療計画を立て、実行しています。患者様の身体的な回復だけでなく、社会復帰を目指して精神的なサポートも行います。
リハビリテーション科の施設内には、広々としたトレーニングルーム、各種物理療法機器、言語聴覚室などが完備されており、患者様が安心してリハビリテーションに取り組める環境が整っています。
また、患者様とご家族の方々への教育と支援もリハビリテーション科の重要な役割です。私たちは、病気や怪我に関する情報、自宅でのケア方法など、患者様とその家族が必要とする情報を提供し、安心して療養生活を送れるよう支援しています。
ゆめが丘総合病院リハビリテーション科は、患者様が元の生活へと戻ることができるよう、心からのサポートしてまいります。
リハビリテーション科 科長
田中 成明
多くの手術では体にメスをいれるため、痛みと大きなストレスを伴います。麻酔科医の役割は、痛みを感じなくさせ、ストレスから患者さんを守ることです。最近では、患者様の高齢化に伴い、合併症を抱える方も多く、いかに安全に周術期を乗り切るかが重要になってきます。
手術が決まりましたら、各種術前検査後に麻酔科医が、術前診察、麻酔の説明を行います。その際に手術や麻酔を施行する上で問題がないか、問題があればどう対処するか、危険性と安全性の説明などをさせていただき、了解の上、麻酔の同意書に署名をいただかねばなりません。同意書に署名いただくのは原則として本人ですが、未成年者、超高齢者、自分では意思を表せない患者さんなどについては家族のご署名をいただきますのでご一緒に受診していただきます。術前診察の際にはお薬手帳などの常用薬が判るものを持参してください。お薬の詳細が不明の場合、手術を延期しなければならない場合もあります。また、術前禁煙は必ずお願い致します。手術を受けるにあたり、タバコは百害あって一利なしです。
わかりやすいご説明を心がけておりますので、気になることやご心配なことは遠慮なくお尋ねください。安心して手術を受けていただけるよう、お手伝いさせていただきます。
麻酔科 科長
春山 直子
当センターでは、内視鏡検査・治療を受けられる患者様の不安や苦痛をできる限り軽減することを第一の目標とし、さらに病院受診から検査、結果説明までの一連の流れをよりスムーズに実践できる内視鏡センターを目指しております。
内視鏡室を3部屋設け、不安や苦痛なく内視鏡検査・治療を受けて頂けるよう鎮静剤を積極的に導入しております。検査後は検査台に横になったまま移動し、そのままリカバリー室でお休み頂けます。より専門的な検査・治療の拡充を図るため、日本消化器内視鏡学会専門医7名と指導医2名、内視鏡室専属の看護師4名が所属し、上下部内視鏡および胆膵内視鏡では最新機器を揃え、超音波内視鏡・小腸内視鏡を導入いたしました。また、当院では消化器外科を含めた他科連携を強化しており、検査後必要に応じてスムーズに治療につなげていくことが可能です。
今後は消化器系内視鏡では胃・大腸腫瘍の内視鏡治療や消化管ステント挿入に加え、超音波内視鏡を用いた胆・膵疾患の早期診断治療や小腸検査を行ってまいります。また、呼吸器内科、呼吸器外科による気管支鏡検査(肺がんの早期診断)も導入していく予定です。これからも、内視鏡検査・治療を必要とする地域の皆様のニーズに対応してまいりますので宜しくお願い致します。
内視鏡センター長
細谷 浩介