当内視鏡室では、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)、内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)などの検査や、内視鏡による治療を行っています。
経鼻内視鏡
内視鏡が舌の付け根を通らず、のどにも触れないので、経口の内視鏡検査に比べ、検査時の吐き気や不快感が大幅に軽減でき、会話もできます。(全部に適応はできません)
電子内視鏡システム
挿入時の違和感の軽減や検査時間の短縮等、患者様への負担が軽くなるよう努めます。
高画質化
高精密画像にて検査を進めることで微細な血管
や粘膜の表面もリアルに再現し、高精度な検査・診断をサポートします。
NBI(Narrow Band Imaging)狭帯域光観察
NBIを使用することにより精密な観察を実現し、病変の早期発見につながります。
炭酸ガス装置
大腸内視鏡検査など比較的長い時間の検査において炭酸ガスを用いることにより、患者様の苦痛軽減や内視鏡検査の効率性アップが期待されます。
当院では
内視鏡的止血術
内視鏡的粘膜切除術
内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)
胃瘻造設術
異物除去術
乳頭拡張術・切除術
胆道ドレナージ・ステント留置
などをおこなっております。
内視鏡の洗浄・消毒は消化器内視鏡ガイドラインに準じて、洗浄消毒機器を使用した高水準の消毒液で行なっております。
患者様が使用した内視鏡は消毒歴の管理をおこなっております。近年、内視鏡スコープの不十分な洗浄によっておこると考えられていた感染症(B型・C型肝炎ウイルス、エイズウイルス、結核、ピロリ菌等)はございませんので、安心して内視鏡検査を受けていただけます。